元メイドの「レジ金窃盗」「金庫破り」事件 釈放後の無神経ツイートに物議
秋葉原で発生した元メイドによる窃盗・レジ金横領事件。取材をすすめると「金庫破り」まで試みようとしていたという。
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2021年5月、開店前だった東京・秋葉原のメイドカフェに侵入し、レジから現金を抜き取ったとして元従業員であるメイドの女が逮捕された。その後起訴され7月14日に執行猶予付きで釈放されているが、釈放後のSNS発信がネット上で物議を呼ぶ事態になっている。
■「ダイエット成功しました」
「2ヶ月で10キロ落ちました。コロナではないです。ダイエット成功しました」「もう、秋葉原にはいないです」とコメントを添え、パンティ以外何も身につけていない裸体写真を15日ツイッターにアップしたのは、このたび窃盗で逮捕されたと見られる女だ。
この投稿には、ファンから「おかえりー!」「ダイエット成功おめでとう」などの反響も上がっていたが、その後何かを察知したのかアカウントごと削除。被害を受けたメイドカフェオーナーや、スタッフの目にしっかり留まっていたのだ。
「うちの店で5年アルバイトとして働き、その後店長に昇格して5年勤務してくれた信頼のおけるメンバーでした。しかし今回の事件を起こし、反省しているどころか、勾留されていた期間を『何事もなかった』かのように発信しているとは…呆れてしまいます」とくだんのオーナーは憤る。
■無人の店内に突然…
女は今回窃盗を行った店で合計10年の勤務を経て、「精神的な病」を理由に2018年に退社。
ある時、金庫のお金が減っていることに気がついたオーナーが警察に相談した上で、今年2月から防犯カメラを店内に設置したところ、3月31日の早朝、辞めたはずの女が無人の店内に姿を現したという。
「彼女はうちを辞めた後、秋葉原の別の店でバイトを続けていました。不法侵入したのは当店の定休日。誰もいないことを知っていて侵入していたのです。映像を見ると、金庫を解錠しようと何度も試みたものの失敗し、その後レジと、材料買い出し金を入れていた袋から合計2万円を抜き取り店を後にしていました。合鍵を持っていたのです」とオーナーは説明する。