玉川徹氏、尾身会長の発言を疑問視 「なんで今頃そんなこと言ってるんだ…」
東京都の新規感染者が2日連続で1000人超えに…。玉川徹氏は分科会・尾身茂会長の発言を疑問視。
■「行動制限だけに頼る時代は終わり」
昨日15日、東京の新規感染者は1,308人と2日連続で1,000人を超えた。この状況に番組では、尾身会長から「自粛を要請する感染対策が限界にきている」との発言を取り上げる。
尾身会長は、国民が緊急事態宣言に慣れてしまったこと、飲食業界からも「限界」との声があがっていることなどを理由にあげ、「そろそろ人々の行動制限だけに頼る時代はもう終わりつつあります」と発言。
また、ワクチン接種を徐々に進めていくことを前提とし、「PCR検査の拡充」や「早めに感染を察知できる下水調査」などに予算を使う必要性を訴えた。
■玉川氏「なんで今頃そんなこと…」
尾身会長の発言に、玉川氏は「なんで今頃そんなこと言ってるんだ」と首をひねる。
「尾身さんたちをはじめ感染症の専門家といわれる人たちが検査を抑制する方向に日本を向けてしまった。それが、ここまで響いているのではないか」と観客問題で物議を醸している東京五輪・パラリンピックへの影響にもつながっているとコメント。
「下水調査を含め戦略的な検査っていう風なことが(早くから)できていれば、感染だってもっと抑えられているだろうし…」と私見を述べた。
■視聴者から共感の声
また玉川氏は「日本はものすごく科学に基づかない」「アップデートして色んなことをやっていくってのに、全然追いついていけない国」などと指摘も。これに番組司会の羽鳥慎一も「確かに追いついていないなっていう感じはありますね」と同調。
インターネット上では「玉川さんのおっしゃる通り」「俺も玉川さんと同じ意見。PCR検査やって感染してない人から経済活動させて、感染した人をどんどん隔離すれば良かったと思う」「PCR検査、抗原検査して陰性なら観客フルで入れられたし、飲食店だって陰性証明持って飲みにきたら人と人の距離取らなくて良い」などと視聴者から共感の声が目立っている。
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(文/しらべぇ編集部・植野春香)