バブル方式に穴? 都内うろつく五輪関係者に玉川徹氏は「守らない人もでる」
東京オリンピック開幕が迫るなか、昨日東京の新規感染者は1149人となり、2ヶ月ぶりに1000人を超えた。
15日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、東京五輪開幕が差し迫る中、来日した五輪関係者のプレーブック違反や日本の感染対策の甘さを指摘。バブル方式の穴だらけ問題に、同局の玉川徹氏がコメントした。
■都内をうろつく五輪関係者の姿が…
番組では、五輪関係者とみられる外国人が隔離14日間のルールを破り都内各地で目撃されていることについて報じた。
番組内で流れたVTRでは、来日してすぐに築地周辺を散策していたり、ホテル内に食事施設があるにも関わらず、コンビニの出入りがあったりと、プレーブック違反が続出。一般の人との接触をなくす目的のバブル方式がまったく機能していないことについて懸念の声があがった。
プレーブックには、入国から14日間の移動手段や食事場所などを制限する細かいルールが定められている。
■中国選手団から苦言も
そんな状況の中、中国のセーリングチームから日本の感染対策について苦言が出ている問題についても紹介。滞在ホテル内の食事場所で一般客と混同になっているとの指摘があり、選手団と組織委員会で協議が行われたという。
この問題を受け、これまでは海外からの感染で“日本人が危険を被る”といった見方が注目されてきたが、海外からすれば、感染再拡大している東京に足を運ぶほうが怖いとの意見が。
専門家からは「今の日本の感染対策を恐ろしく感じても仕方がないかなと思います」とコメントも。