18日で三浦春馬さんの1周忌 所属事務所から報道陣への「お願い」
7月18日で三浦春馬さんの1周忌。所属事務所が報道陣に対する「お願い」を呼びかけた。
■三浦さん、突然の訃報から1年
2020年7月18日に、30歳という若さでこの世を去った三浦さん。今月18日で1周忌を迎える。
所属事務所であるアミューズは、1周忌に併せて追悼サイトの中に「特別な場所」を用意しているとし、「当日は、皆様それぞれ三浦春馬に想いを馳せていただくとともに、是非、その想いをお寄せください」と呼びかけている。
■所属事務所からの「お願い」
14日、同事務所は公式ページ内の「三浦春馬に関するお知らせ」を更新し、「この特別な一日を迎えるにあたり、改めてではございますが、報道関係の皆様には、三浦春馬のご家族、ご親族への、自宅などへ直接訪問しての取材行為をくれぐれもお控えいただきますようお願い申し上げます」と報道陣に対して注意を呼びかけた。
同事務所が再三呼びかけているにも関わらず、現在も一部メディアから関係者への執拗な尾行、許可のない取材が続いているという。
事務所は「当社といたしましては、先日お知らせいたしましたように所属アーティストのご親族を守る責務があり、このような状況は到底看過できるものではございません。ご遺族を含め、三浦春馬を愛する全ての人が心静かに7月18日を迎えられますよう、報道関係の皆様におきましては、ご理解賜りますよう強くお願い申し上げます」とした。
■三浦さん母親のメッセージも掲載
また、三浦さんの母親に対する度を超えた取材行為により、プライバシーの侵害が続いているという。
同事務所は「お母様の強いご意向を受け、お預かりしたメッセージをお伝えするとともに、報道関係の皆様へ再度のお願いをさせていただくに至りました」と三浦さんの母親からのメッセージを掲載している。以下、全文。
突然の春馬の死から一年が経った今でも息子が亡くなったことを受け入れられずにおりますが、ようやく少しずつ気持ちの整理ができるようになり普通の生活を送りつつあります。一周忌も目前ということもあり、ただ静かに故人を偲びたいという思いです。
ファンの皆様におかれましては、春馬自身のこと、そして死後も公開される作品にも多大な愛を注いでいただいていることは承知しており、母親として大変感謝しております。ファンの方々の応援やメッセージは、生前から本人の活動の糧になっていたと思います。
この一年間、ファンの皆様におかれましても深い悲しみを背負い、色々と想いが巡ることがあったことと思います。願わくば、彼が生涯を捧げた演技とその作品をこれからも忘れずに、愛され続けていることが俳優三浦春馬としての喜びとなり、私自身も一番の追悼になると思っております。
他方で、記者の皆様をはじめとした方々におかれましては、自宅や勤務先まで押しかけられることには不安と共に恐怖を感じずにはいられません。
どうかこれ以上、日常生活にまで踏み込むような取材は控えていただき、静かな日常に戻り、故人を偲ばせていただければ幸いです。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)