都内飲食店の看板、どこか見覚えが… ガチの「永久機関」を開発して話題に
東京・恵比寿で発見した飲食店の看板。なぜか、とてつもない既視感に襲われてしまい…。
■この名前になったのも納得できる…
「竈ごはんと炭火焼 治郎」を含む、既存店舗にて「業態のこだわりやその店舗の特徴を分かりやすく表現する」ことを掲げている同社。コアコンセプトである「お米を美味しく食べる」という点にこだわり、試行錯誤の末に羽釜で炊いた「竈ごはん」に辿り着いたという。
担当者は「その竈ごはんを際立て、更に美味しく食べる為のおかずを追求した結果、シンプルに炭火で炙った古来より伝わる日本の味である炭火焼の料理に辿り着き、『竈ごはんと炭火焼 治郎』に決定致しました」と、店名が決定するまでの経緯を語ってくれた。
『鬼滅』を連想させるネーミングに関し、ネット上で様々な意見が上がっていることも承知しているようで、こちらに関しては「『鬼滅』ファンの皆さまをはじめ、温かく見守って頂けますと幸いです」というコメントも。
なお「同店は『炊き立ての竈ごはん』を美味しく食べる事にこだわり生まれたお店となります」という説明も見られたとおり、やはり「米を如何に上手く食うか?」というただ一点に関する突き詰め方が、とにかく尋常でない。
同店では青森県産『青天の霹靂』と、埼玉県川島町の農家から直接仕入れた『てんこもり』という2種の米を絶妙にブレンドし、風味豊かな竃ごはんを炊き上げることに成功しているのだ。
■「無限定食」にハマるユーザー続出
店舗名のインパクトの強さから「イロモノ」感の強い出落ちな味も覚悟していたのだが、前述の「竃ごはん」にバリエーション豊かな主菜・8種の副菜が添えられた「無限定食」のクオリティは非常に高い。
こちらの定食について、担当者は「主菜の薫り高く炭火で炙った鯖は糠漬けにして旨味を増し、表面はパリッと中身はふんわり焼き上げます」「北海道産十勝ポーク角煮も、数種類の豚肉から角煮にした状態で試食を繰り返し、竈ごはんに一番合う豚肉を選ぶなど、主菜・副菜も全て竈ごはんを一番おいしく食べるために手間ひま惜しむことなくご提供しております」と笑顔で語ってくれた。
そうした試行錯誤の末に完成したメニューは「竈ごはんが止まらずに無限に食べられる」ことから「無限定食」という名前に決まったそうで、定食の味を体験したユーザーからも「まさにごはんが無限にすすむ」と高い評価を得ている。
【店舗紹介】
「竈ごはんと炭火焼 治郎」
東京都渋谷区恵比寿西1-13-2 サンキビル 2F
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)