福山雅治、一部週刊誌の行為に苦言 「一線どころかずいぶん超えたところに」

一部週刊誌に、幼ない子供の姿をキャッチされた福山。「黙っていることはできない」と憤る。

2021/07/10 16:25

福山雅治

歌手の福山雅治が10日、自身がパーソナリティを務める『福山雅治 福のラジオ』(TOKYO FM)に出演。「写真週刊誌に家族の写真が掲載されるということについて、どういうふうな思いでいるのか」と語り出し、一部週刊誌の報道に苦言を呈した。


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■スルーを貫いてきたが…

デビュー以来、さまざまな媒体で臆測記事などを書かれてきた福山。今までは自ら触れることはせず、スルーする姿勢を貫いてきた。理由のひとつとしては「そういった記事のことを取り上げると、逆に宣伝状態になってしまう、いかんともしがたい状態も生まれる」からだという。

そんな中、一部週刊誌が、福山の幼ない子供の姿をキャッチ。「さすがに子供の写真を撮られるということにおいて、それが掲載され、かつ販売物となって世の中に出ていくということにおいて、黙っているということはできない」「守られるべきものが守られていない気がする」と憤った。

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■「嫌と思ってることは発信していくべき」

掲載時に子供の顔にモザイク処理がされていても、その媒体の関係者らには子供の素顔がバレており、「いつでもモザイクを外せるような状態で共有している」と指摘。その上で「これって、とても怖いこと、とても恐ろしいこと」と話した。

「芸能人だから」という理由で我慢するのは違うとも。「子供を守っていく立場になった時、これは黙っているっていうのは子供に対して説明がつかないなと思った。子供に対して、きちんと説明できる状態、十分に納得してくれる状態にするのが親としての務めなのかなと」と語る。

そのためには「違うと思っていること、嫌だと思っていることはきちんと発言し、発信していくべき」と主張した。

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■今後も発言していく可能性も

リスナーも自身のスタンスを理解してくれており、週刊誌の報道などについては問いかけてこなかったと福山。

しかし、「ちょっと一線どころか、ずいぶん超えたところにきちゃった」という今回の報道をきっかけに、今後は「同様のことがあれば、また発言していくかもしれないし、どうなのこれ?っていうことがもしあったら、それはリスナーの方からも」との呼びかけも。

さらに、「そういったことをタブー視したり、暗黙の了解で黙認しているわけでもないし、スルーするのも違うかなと思っているので。2021年のこの現在、未来において、変わっていく時期なのかなと思っています」と述べていた。


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■所属事務所は注意喚起

福山が所属するアミューズは7日、「当社所属アーティストの家族・親族に対する取材行為について」と題した文書を公式サイトに掲載。

今後は「当社所属アーティストの家族・親族の私生活への介入、プライベートへの詮索、尾行、許可のない撮影および取材行為」「当社所属アーティストの家族・親族の写真(モザイクや“ぼかし”の有無にかかわらず)をネット上やメディアで公開する行為」が確認されれば、その報道機関へ抗議文を送るとともに、ホームページでも同様の抗議文を掲載すると注意喚起していた。

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(文/しらべぇ編集部・RT

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