大島康徳さん、妻が明かした最期 「なんて見事な旅立ち方なのでしょう」
先月死去した大島康徳さんの妻・ナオミさんが、大島さんの最期の様子を明かし、感謝の思いをつづっている。
■最期は「静かに眠るように…」
入院後、しばらくは安定していたが「入院3日目の朝5時頃、『呼吸に変化が出始めました。すぐに来て下さい』と病院から連絡がありました。病室に入ると、主人は寝ていました。酸素マスクは着けていましたが、しっかり呼吸をして、苦しそうな様子もなく、まるで夢を見て寝ているかのような表情で、静かに寝ていました」とナオミさん。
家族が大島さんの手を握って話しかけていた中、2時間半ほどが過ぎて「そこから段々と呼吸がゆっくりになり、そのまま静かに、本当に静かに眠るように旅立ちました」という。
■尊い瞬間を見せてくれた
大島さんの穏やかな最期に、ナオミさんは「なんて強くて優しくて、なんて見事な旅立ち方なのでしょう。天命を見事に全うする、そのとても尊い瞬間を私と息子に身をもって見せてくれた、私たちはそう思っています」と心境をつづる。
改めて、「パパ、ありがとう。私たちは、あなたの家族になれて幸せでした」と感謝すると、ブログのタイトルである「この道」になぞらえて、「三人で力を合わせて、あなたが作ってくれた『この道』の続きをしっかり歩いて行こうと思います」と誓った。
■今後は別の形で
ブログの更新について、ナオミさんは「主人のブログは主人の言葉であるべきで、私の言葉をこれ以上重ねてはいけない」と考え、「もうここで完結すべき」と結論づけたものの、今後も大島さんの言葉や、緩和ケアなどについて伝えたいとして、別の形を模索して続けることを明かしている。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)