家の床で危険すぎる物体発見、その正体にヒヤリ 「足の爪が飛んだ」事例報告も…
「危険」というものは、日常生活の思わぬ場所に潜んでいる。例えば普段生活している、家の中にも…。
■収納を使用する上での「前提条件」に納得
前述の通り「取っ手部分が収納できなくなってしまった」という事態に見舞われた人もいるようだが、同社はまず「当社商品については、必ず守って頂く内容として『ふたを閉めた後、取っ手が立っていないことを確認する』ことをお施主様にお渡しする取扱説明書に記載させて頂いております」と、床下収納を使用する上での「前提条件」について説明してくれた。
なお、金具部分の「交換時期」の目安について尋ねると、こちらは使用環境などに左右されるため、一概には回答できないようだ。
交換・修理の相談については「万が一、不具合が発生した場合はご使用を控えて頂き、ご購入された工務店様、住宅会社様、もしくは(同社製品であれば)当社修理部門修理ご相談窓口へご連絡いただけますようにお願いします」とも呼びかけている。
■自宅でケアする方法もチェック
なおパナソニック発行の「取扱説明書」によると、床下収納ユニットの手入れ方法としては「結露して水滴がついた場合は、よく拭き取ること」が重要だそうだ。
汚れた際は、台所用中性洗剤を薄めた液に浸した柔らかい布で拭き、その後は固く絞った布で水拭きし、最後に乾いた布で水分が残らないよう拭き取るのがポイント。アルコール、シンナー、研磨剤入り洗剤などが付着すると表面部を傷めるため、これらの使用はNGとなっている。
■今ではあまり見かけないロゴ?
ちなみに今回話題となったツイートの写真をよく見ると、取っ手部分に「National」(ナショナル)という刻印が確認できることにお気づきだろうか。
こちらのナショナルは、かつてパナソニックが展開していたブランド名。ブランドロゴの推移について、同社担当者は「2008年10月に、パナソニックとしては全社的に『Panasonic』ブランドに統一となっております」と説明している。
したがって現在ではナショナルロゴの床下収納も以前より減少しているはずなのだが、市中在庫や住宅の引き渡しタイミングなどの関係で 、時期や商品によっては完全切り替えになっておりません」という補足もみられた。
そのため、ブランド切り替えの実施された2008年10月以降に新居を構えたり、引っ越した人の中にも、いまだ現役で「National」ロゴの床下収納ユニットを使用しているケースは少なくないはずだ。
今ではあまり見かけない「National」ロゴの商品に不具合が発生した際、「どこに相談すれば良いんだ…」と頭を抱えてしまった人もいたかと思うが、まずはパナソニック ライフソリューションズの「修理相談窓口」にコンタクトを取ってみることをオススメしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)