強い絆で結ばれた双子姉妹 「笑顔が見たいから」と骨髄に続き卵子も提供
「100回でも同じことをします」。家族愛あふれる優しい女性が、そう断言した。
■卵子提供へ
化学療法などを経て再び健康を取り戻したビリーさんは、「ママになりたい」「夫と家族を持ちたい」と願うように。しかしがん治療によりビリーさんの卵巣はダメージを受けており、妊娠はできない状態になっていた。
妊娠・出産にはドナーからの卵子提供が必要と判明したとき、ボビーさんは迷うことなく「なら私があげよう」と決心。ボビーさんの卵子をもらい妊娠したビリーさんは、かわいい赤ちゃんのママになる夢を叶えた。
■姉妹の愛は強固
ビリーさんは、「ボビーのおかげで私はママになれたのです」とメディアにコメント。
いっぽう骨髄に続き卵子も提供したボビーさんは、「『もし私が腎臓か何かが必要になったら、ビリーにお願いに行くからね』なんて冗談を言い合っているんです」と話し、さらに「ビリー、そしてビリーの旦那さんの笑顔が見られるのなら、100回でもドナーになりますとも…そう、絶対にね」という思いを明かした。
親子、夫婦、きょうだいや親戚が傷つけ合い、殺し合う。そんな悲惨なニュースも絶えないが、深い愛でしっかりと結ばれた家族も確かにいる。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)