1年間に4人も出産? 31歳女性が一気に計5人のママになった理由
日本では、例えば姉が4月生まれで妹が翌年3月生まれだと、姉妹でも「同学年」になる。子育ては大変だろう。
イギリスで今、教師として働くかたわら、5人の幼い子供たちの育児に追われているという31歳の女性が話題になっている。子供たちは全員が実子。パートナーとの間に「予期せぬ事態」が起きたというのだ。同国のメディア『YORKSHIRE POST』『Mirror』などが報じた。
■4人家族で満足したはずが…
この話題は、イギリス・シェフィールド市のモスバラという町から伝えられた。小学校の教師として働いているジェシカ・プリチャードさん(31)さんは8年前、パートナーのハリー・ウィリアムズさん(34)との間に、モリーちゃんという長女を出産。
続いて2年前の2020年5月、次女のミアちゃんが生まれた。ハリーさんとは「仕事も忙しいし、この2人の子を精一杯かわいがり、4人家族として仲良く楽しく暮らしていこう」などと話していたという。
■11ヶ月の間に4人も出産
ところがカップルは今、8歳の子を筆頭に、幼い子供たち5人の育児に追われる日々を過ごしている。ミアちゃんを出産して間もなく、ジェシカさんは再び妊娠。驚くことに3つ子がお腹に宿り、やがてジョージくん、オリヴィアちゃん、エラちゃんが誕生した。
わずか11ヶ月の間に4人が誕生したわけだが、イギリスでは9月生まれから学年が切り替わるため、ミアちゃんと3つ子は1学年違うことに。これだけは救いだという。
■月経再開が予想外に早く…
ジェシカさんは産後の検診を受けた際、医師から「おめでたです」と妊娠を告げられても、すぐには意味が分からなかった。ただ、産後の月経がそんなに早く再開するとは思っていなかったため、避妊をしていなかったのは事実だった。
超音波検査で「3つ子ですね」と言われた際は、ただ面食らって言葉を失ってしまったというジェシカさんとハリーさん。
しかし誕生してみると、2人の小さなお姉ちゃんは3つ子を上手にあやし、喜んで育児を手伝ってくれるように。一家は今、ビッグファミリーならではの幸せをかみしめているという。
■兄弟姉妹が同学年のケースも
日本では、上の子が4月2日以降に生まれ、下の子が翌年4月1日までに生まれると、兄弟姉妹であっても「同学年」になる。幼稚園や小学校低学年では大きな差が感じられ、それゆえ下の子のライバル意識が強まり、やがて学力やスポーツの面で大きく伸びるという現象も多いそうだ。
欧米ではそのあたりが臨機応変で、例えば姉や妹のそもそもの性格などを考えた両親が「妹は次の学年に」と陳情すれば、教育委員会はその意思を尊重してくれるという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)