西武・平良、プロ野球記録を樹立 その陰に高い意識と「秘密兵器」
西武・平良投手がプロ野球記録を樹立。達成直後、ファンに向かってコメントを発信した。
2021/07/02 14:55
■春季キャンプでは秘密兵器を持参
春季キャンプでは、ダルビッシュ有投手(サンティエゴ・パドレス)も使用している「ラプソード」を持参。ボールのスピードや回転数、回転軸を計測できる機器で、約70万円かけて自費で購入。ブルペンで数値を見ながらストレートの伸びを研究していたのが印象的だった。
その際に平良投手は、「投げるボールは、キャッチャーが受ける感覚、人が見る感覚、自分の感覚で全く違う。なので機械で見るのが精確だと思っている。キャッチャーの意見も取り入れつつ、ちゃんとしたデータでボールを改善していきたい。実際に感覚のズレは減りました」とコメント。高い意識が今季の結果に生きたのかもしれない。
■ファンからは絶賛の声
約15年ぶりとなる記録更新に、「現地にいて、かなり痺れました」「気迫のこもった投球だった」「神様仏様平良様」「凄いとしか言いようがない」など、絶賛の声が続出。
一方で、出身地・沖縄のことを思い返し「これが島人の宝」「沖縄ではトップニュースだ」など、歓喜するコメントも多く見られている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)