玉川徹氏、都内小学校で47人感染報告を案じる 定期検査は「やったほうがいい」
この日の番組では、都内の小中学校で起きたクラスターについて報道。今後、子供から大人へ感染が広がる可能性について懸念も…。
1日放送の『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)では、東京都内の小中学校で集団感染が報告されたことについて報道。同局の玉川徹氏も、子供たちの安全や感染対策について言及した。
■小学校で47人が集団感染
目黒区内の小学校で児童や教職員ら計47人が新型コロナウイルスに感染した。47人のうち、12人が発熱やせきなどの症状を訴えているものの、いずれも軽症。残り35人のおよそ7割が無症状とのこと。同校は来週6日まで臨時休校となっている。
また、都内では2つの中学校でデルタ型のクラスターの発生も報告されている。番組では、現状において「社会全体での子供の感染者数は少ない」としつつも、感染者の年代が徐々に下がってきているとのデータなどから、今後子供から大人へ感染が広がる可能性についても指摘された。
■定期検査は「絶対やったほうがいい」
玉川氏は「感染者が出たら学校全員に検査というのはマストだと思う」とし、「検査のキャパシティが十分にあるならですね、学校で定期的に全員にPCR検査をするってことをしてもよかったんじゃないかと思うんですね」と私見を述べる。
また「これだけ感染が成立してるってことは、後遺症が生まれる可能性がある」とも指摘。「子供が後遺症を抱えるというのは、毎日毎日新しいことを覚えていくっていうときに、半年なりずっと頭がぽーっとした状態が続いていくっていうのは、大人でもよくないことだけど、子供にとってはなおさら良くないこと」とし、子供の未来を案じて「(キャパシティがあるなら)絶対やったほうがいい」と主張した。
■子供たちに目を向けた発言に反響
番組を見ていた一部の視聴者からは、「玉川さん、毎日子供やコロナ後遺症のことも発信してくれてありがとう」「玉川さん、子供の後遺症を心配してくださってありがとうございます」と、子供たちに目を向けた玉川氏の発言に反響が。
また「後遺症が心配だよ」「数年先の後遺症のことが心配だな」「7割が無症状だったって…定期検査しかないでしょこれ」「まだ検査しただけマシの例だと思う」など感染後の後遺症を心配する声や検査についても様々な感想が散見されている。
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(文/しらべぇ編集部・植野春香)