尾木ママ、飲酒運転のさらなる厳罰化訴える 「日本は基準が甘過ぎます」
千葉県八街市で児童5人が死傷した事故に心を痛めている尾木ママ。飲酒運転のさらなる厳罰化を求めている。
「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家・尾木直樹氏が30日、自身のAmeba公式ブログを更新。飲酒運転のさらなる厳罰化を訴えた。
■厳しいペナルティを
千葉県八街市で発生した、下校中の小学生の列にトラックが突っ込んで児童5人が死傷した事故について心を痛め、ブログで登下校の安全確保や道路行政の改革を求めている尾木ママ。
事故後の検査では、トラックの運転手の呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。
このことを受け、「飲酒運転は飲ませたり同乗者も処分される重罪です。無事故であっても『犯罪』です。事故を起こさなくても即免許剥奪。再取得不可能など厳しいペナルティを科すべきです。高齢者運転問題も日本は基準が甘過ぎます」と主張する。
■徹底した大改革が必要
事故を踏まえ、菅義偉首相が、交通安全対策に関する関係閣僚会議で「通学路の総点検」を指示。
尾木ママは、「今回も総理は『通学路を総点検、緊急対策強化』を指示しましたが、もっと徹底した交通行政・政策の大改革を進めないと、また繰り返す危険があります」と考えを示した。
■死亡事故ゼロを目指したい
さらに、「意識改革して『本気で』子供たちには命を守ってほしいです。“命の重み”受け止められる感性持ってほしいです」と安全についての意識の重要性を論じた。
最後は、「交通事故死亡事故ゼロ、目指したい尾木ママです。みなさんはどうでしょうか?」と呼びかけている。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)