熊本城天守閣を5年ぶりに内部公開 市長は「皆さんの心の支えになるもの」
大西一史市長は、会見で「厳しい状況の中でも前向きになってもらえる公開にしていきたい」と述べた。
2021/06/30 14:40
■西南戦争の戦地
築城後に細川忠利が熊本藩主として入城したのは、1632年。廃藩置県後、熊本城には鎮西鎮台が置かれ、1877年西南戦争の戦地となり、開戦直前の火災により天守・本丸御殿一帯が焼失してしまった。
■皆さんの心の支え
第二次世界大戦後には市民をはじめ天守再建の気運が高まり、1960年に大小天守が鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元。熊本城は、築城以来多くの人々を魅了している。
大西一史市長は、内部公開を発表した会見で「熊本地震からの復興を実感していただく良い機会。復興のシンボルであり、皆さんの心の支えになるものである。厳しい状況の中でも前向きになってもらえる公開にしていきたい」と述べた。
・合わせて読みたい→ノンスタ井上、久しぶりの地方ロケに苦心 「嫌な気持ち、わからなくない」
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)