新型コロナ死の父親が残したメッセージを姉妹がタトゥーに 深い家族愛が話題

「本当に良い人生が過ごせたよ」。死を覚悟した父親は、家族にそんなメッセージを書き残した。

■父親との永遠のお別れ

今年1月13日。しばしの闘病を経て力尽きた男性は、ついに最期の瞬間を迎え静かに息を引き取った。

懸命に働いて家族を養い、無償の愛で子供たちを包んだ男性。その死により喪失感に苦しんだ子供のうち娘2人は、「父の言葉をそのまま私たちの体に刻み込みたい」と考えるようになった。

「だって父は、最後まで思いやりがあったんですもの」「メモを書いてくれたのは、『父さんは安らかな気持ちなんだ』と私達に伝えたかったからでしょう」と語っている。


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■娘たちの愛も永遠

父の言葉をタトゥーにして体に彫り込んだ姉妹は、「父は本当に大事な人で、大好きでした」とコメント。タトゥーに関する動画を姉妹のひとりがTikTokで公開したところ大変な反響があったといい、多く寄せられるコメントにもずいぶん励まされているという。

パンデミックの発生により、多くの人が大事な人を失う日が続いている。1日も早く、この事態が過去の出来事になるよう願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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