藤田ニコル、誹謗中傷の防止策を独自提案 「こういう顔で打ってますよって…」
モデルの藤田ニコルが、ネット上の誹謗中傷を防止するユニークな案を『サンデー・ジャポン』で挙げた。
■一般人も誹謗中傷の標的に
番組はこの日、タレントの堀ちえみや元日本ハムファイターズ監督・大島康徳氏など、誹謗中傷の被害を訴える著名人が相次いでいることを特集。しかし、近年では、こうした事例は一般人にも拡がっているという。
番組がリモートで取材した専門家によると、最初に緊急事態宣言が発令された昨年4月、ネットの炎上は前年に比べて3.4倍にも増えたそう。街頭インタビューでは、SNSに載せた自撮りに容姿を揶揄するコメントが寄せられたなど、一般人による被害談が明かされた。
■母にも中傷が及んでいる藤田
周囲で中傷被害を受けたケースがないかと聞かれた藤田は、「お母さんが、たまに何か言われたりとかはありますね」と明かす。なんと、心ない声は一般人である母にも寄せられているという。
対策については、「(母に)『ネット見ないで』とは言ってますけど…」とそもそもシャットアウトするようにしていることを告白。じつの母への中傷とあって心を痛めているのか、「それ親に言うんだったら私に書いてこいよ、とは思いますけど」とやるせなさをにじませた。
■ユニークな防止策を提言
ここで、藤田は誹謗中傷を防止する策を提案。「なんかもう、携帯とかが今後、悪い言葉を打ってるって察知して、その時にいきなり写真撮ってほしい」「自分の『こういう顔で打ってますよ』っていう機能が欲しい」と、自身を見て我に返らせる機能を求めた。
爆笑問題の太田光が「すんごいニコニコしてたらどうする?」とおどけると、相方の田中裕二は「それはそれでちょっとサイコだしね」とポツリ。笑顔は笑顔で我に返るのではと、藤田の案に共感したのだった。
感情を読み取るAIが発達した現代、こうした機能を実装することは、あながち不可能ではないかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)