ドバイ沖にある謎の「世界地図」が話題に TikTokで陰謀説も浮上
まだまだ謎が多い世界。海外旅行気分でGoogleマップを眺めてみると、新発見があるかもしれない。
「Googleマップで何気なく世界地図を拡大して見ていたら、思わぬものに遭遇した」というあるTikTokユーザー。数日前、ペルシャ湾のドバイ沖に小さな島々を発見したというのだ。そこに隠されていた意外な真実をTikTokでシェアし、反響を呼んでいる。
■まるで世界地図
大富豪が世界中から住み着き、ゴールドを基調にすべてがリッチできらびやか、というイメージがあるアラブ首長国連邦(UAE)。TikTokユーザーのJessiさんは、UAE随一の大都市ドバイの近辺をGoogleマップで眺めていたところ、ドバイ沖に小さな島々からなる世界地図のようなものを発見した。
豪華なホテル、タワーマンション、高級レストランがひしめく話題のエリア「パーム・ジュメイラ」とはどこか違い、メディアに取り上げられている雰囲気もないため、余計に興味をそそられたという。
■さらに拡大すると…
Jessiさんはさらにそのエリアを拡大して見てみたところ、島の一つ一つに世界の国の名前やアメリカの州などが付いていることを知った。
ほとんどの島が世界の国名なのに対し、1つの島だけは元F1チャンピオンの「ミハエル・シューマッハ」と名付けられ、謎は深まるばかり。Google Mapのこの島々の画像は、TikTokやスナップチャットでただちにシェアされ、「怖すぎる!」「謎だ」と大きな反響を呼んだ。
■その名も「世界島」
実は300以上もの人工島が群がるこの一帯は、その名もずばり『THE WORLD ISLANDS(世界島)』。ドバイ首長国のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム首長により計画され、建てられたものだという。
パーム・ジュメイラと同じ企業が建設したが、砂浜でできているため年々わずかずつ海に沈んでいることがわかり、現在は建設が中断しているそうだ。
■陰謀説も浮上で話題に
「あなた、誰かに命を狙われないよう気をつけて。急いで逃げたほうがいい」「世界が終わりを迎える時、各国の選ばれた富豪だけがここに逃げ込み、安全に生き延びられるように作られているんだ」といった陰謀説まで飛び交い、動画の再生回数は1万5,000回を記録。コメント欄も、ぎわいをみせ続けている。
陰謀説はともかく、新型コロナウイルスのパンデミックで「どこか安全な場所に逃げたい」と感じる人々は急増している。アメリカやニュージーランドでは、田舎町に土地を買い、地中に家を建てて暮らし始める富豪が急増しているという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)