ボトルメールが3000キロ以上漂流し外国少年の手に 海を越えた友情芽生える
数年前に海に投げ入れた手紙が、外国の海に…。SNSのおかげで、拾った少年と書き手の接触が実現した。
■メモの主と意外な共通点
サントスさんはボストン生まれで、小さいころはアメリカで暮らしていた時期があった。当時はまだ小さかったが、英語でのコミュニケーションは可能だという。
そんなサントスさんが、約3,200キロもの長い距離を流れてきた「ボトルメール」を受け取ったことに不思議な縁を感じ、さっそく母モリーさんに相談して、SNSで情報を発信してもらうことにした。
■友情の始まり
SNSの情報が拡散したおかげで、ボトルメールを流した人物は、ショーン・スミスさんという少年(16)であることが明らかになった。
そちらはメールのパスワードを忘れていたためメッセージは未確認だったというが、先日インターネットを用いてサントスさんと初めて顔を合わせ、意気投合。「これからも連絡を取り合う約束を交わしました」と語っている。
スミスさんがボトルメールを海に流したのは、2018年。3年ものあいだ、広大な海をひたすら漂ったメッセージが偶然に見つけられた結果、知り合うはずもなかったふたりの間に友情が芽生えたようだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)