寄付に来た高齢者が「駐車違反」扱い 罰金支払いにモヤモヤする人が続出
理由はどうであれ、違反は違反。確かにそうなのだが、気の毒な気も…。
■「寄付しに行った」と手紙で抗議
駐車していた時間は、わずか2分。しかも寄付が目的の訪問だったことを伝えても理解は得られなかったため、女性と友人はすぐに手紙に経緯を書き記し、団体に送った。
返事が送られてきたが、そこには「切手の購入に来たのかと思った」などと書かれていたという。そこで「購入目的ではなく寄付しに行ったのです」と再び説明を書いた手紙を送付したが、次に来た返事には「それでも違反金は払っていただきます」と書かれてあった。
■ルールは守るべき
「買い物に行ってこうなったなら、まだ分かるんですよ」「でも寄付目的で行き、たった2分駐車しただけなのに…」と憤る女性だが、その主張を知った自治体も負けてはいなかった。
「こちらも調査しましたが、確かに駐車禁止の場所に車を停めたはずです」「罰金を命じられて不満がある人は、どうぞ意義を申し立ててください」と言い返している。
「それにしても事情が事情だけにね…」「しかも罰金の額が高いな」という声も上がってはいるが、ルールはルール。さまざまな理由があって設けられていることから、女性たちも支払いを拒むわけにはいかなかったようだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)