ビートたけし、まん延防止の酒類提供制限に疑問 「ただでさえ客がいなくて困ってるのに」
『Nキャス』で緊急事態宣言が解除され、まん延防止に移行することを特集。ビートたけしが、酒類提供の制限について苦言を呈した。
29日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。21日から沖縄県を除く9都府県で緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置に移行することを特集すると、たけしが疑問を口にした。
■自治体によって酒類提供が変わる
まん延防止になると自治体主導となるため、対策の内容も変わってくる。酒類提供については、都道府県別に定められることになるようだ。
時間は19時までとほぼ共通だが、人数は2人以内か4人以内の2パターンが存在し、兵庫県・愛知県では土日祝日は酒類提供不可とするといった違いが現れている。
■「なんでこんな細かいことやってるのか」
たけしはこの報道を見ると「これをチェックする人なんていないんだから、なんでこんな細かいことやってるのかね」と疑問を口にする。安住紳一郎アナも「ちょっとこれで人流を増やすことなく抑えたいんでしょうね」と制限をフォロー。
しかし、たけしは「こういっておけば守る人がいると思ってやっているのかね」と苦言を呈した。
■「ただでさえ客がいなくて困ってる」
さらに「グループ2人って言っても、4人が2人ずつ2組に分かれておけばいいの? テーブルの向こう側ならいいってこと? 相席はどうなる?」とこの制限の抜け道を話すと安住アナは「お店の側もどこまで厳しくするかって問題もありますしね」と共感。
たけしは「入ってきたお客さんに『すみません2人で…』なんて言えないよねぇ。ただでさえ客がいなくて困ってるのに。お酒出さなきゃ商売にならないのにね」と語った。
緊急事態宣言の効果もなくなりつつある今、このタイミングで解除してまん延防止に移行したところで、国民としてはあまり変化を感じることはないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)