がん闘病中の大島康徳氏、点滴用ポート埋め込みを拒否 「抵抗感が強い」
大腸がんを公表して闘病中の大島康徳氏。点滴用ポートの埋め込みを提案され、拒否したことを明かした。
プロ野球・日本ハムの元監督で野球解説者の大島康徳氏が18日、自身のAmeba公式ブログを更新。点滴用ポートの埋め込みを拒否したことについてつづっている。
■2017年から闘病
大島氏は2017年2月に、ステージ4の大腸がんと肝臓に転移したことを公表し、闘病を続けている。今月3日には、たまった腹水を抜く処置を受けて同6日に退院。16日に再入院し、新型コロナウイルスのワクチン接種の予約をキャンセルしたことを明かしていた。
「ポートは拒否してます」のタイトルでブログを更新した大島氏。現在の状況について、「食べて寝て、食べて寝て、今は、そんな感じです。ごはんは、少しずつですが、ちゃんと口にはしています」と説明した。
■頑張って口から食べられるように
続けて、「点滴用にポートを埋め込みませんか? と先生に聞かれましたが、今のところ、私は断固拒否! しています」と打ち明ける。
点滴用ポートは、点滴を行うために皮膚の下に埋め込んで使用する器具で、点滴の漏れを起こすことなく、確実に薬剤を投与することができる。
拒否した理由について、「体に何かを埋め込むことに(必要な処置だとしても)どうしても私には抵抗感が強いのです」と記すと、「だから、頑張って口から食べられるようにする! さぁ、今日も顔を上げていきましょう。私の場合、ベッド上だから、常に上を向いていますが(笑)」と結んでいる。
■ファンからは励ましの声
ファンからは、「大島さんが正しいと思っていることが、一番ベストな方法だと思います」「一徹な大島さんがうかがえますね」との声や、「ポートも大事な処置です」「治療が楽になるんじゃないかな」「埋め込んでしまえばとても楽ですよ」との意見も寄せられた。
また、ユーモアのある締めくくりの一文に「嬉しくて笑いました」「思わず笑っちゃいましたよ!」「ギャグ言えるなら大丈夫!」とのコメントも届いている。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)