河野太郎大臣、霞が関の給料日に残業手当の連絡を呼びかけ 「内閣人事局まで」
河野太郎大臣が、霞が関の給料日に残業手当についてツイート。ユーザーからは「新しい連絡手段」と驚きも。
行政改革担当大臣の河野太郎氏が16日、自身の公式ツイッターを更新。霞が関の国家公務員の残業手当についてツイートした。
■給料日にツイート
河野大臣は、「霞ケ関の給料日になりますが、超過勤務手当がきちんと支払われていない人がいたら内閣人事局までご連絡ください」と呼びかけた。
霞ヶ関の給料日になりますが、超過勤務手当がきちんと支払われていない人がいたら内閣人事局までご連絡ください。
— 河野太郎 (@konotarogomame) June 16, 2021
■残業手当を「徹底」
国家公務員の残業手当について、河野大臣は今年1月、「今後、テレワーク、その他も含め、厳密にやった分を全部付ける。それに対して残業手当を全額支払う。徹底していきたい」と発言。残業時間の調整や不正に「厳格に対応する」としていた。
その一方で、今年3~4月に民間企業が実施した、国家公務員を対象にしたアンケート調査では、残業手当について約3割が「正しく支払われていない」と回答。
また、河野大臣の指示で昨年10、11月の各省庁の在庁時間を調査したところ、20代の官僚の約3割が“過労死ライン”とされる月80時間を超える長時間労働をしていたことも明らかになっていた。
■「これがスタンダートに」
河野大臣の呼びかけに、ユーザーからは「新しい連絡手段」「このご連絡も大臣のお仕事なのですか!?」と驚くコメントや、「これがスタンダードになってほしいです」「こういうのを配信してくれる大臣マジで素敵」「霞が関勤務の方々にとって、きめ細やかな対応がうれしいと思います」との称賛が届いた。
さらに、「夜中まで残業をしない仕組みを早く作ってあげてください」「世の中の会社すべて、そうなってほしいです」「ぜひとも、民間にも…」という声も寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)