15歳少女がお菓子作りを約束した親友を殺害 嫉妬深い彼氏の存在が原因か

年上の彼氏ができて、変わってしまった少女。まさか殺人事件にまで発展するとは…。

2021/06/15 19:15

親友・女友達・少女
(Chaay_Tee/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ブラジルで15歳少女が親友を殺害する事件が起き、その裁判が先日行われた。多感な時期にある少女たちだが、仲良しだった2人の間に何が起きたのか…。オーストラリアの『7NEWS.com.au』ほか海外メディアが、悲しい事件の話題を報じている。


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■「一緒にパイを焼こう」と約束

ブラジル・マットグロッソ州のクイアバで昨年6月12日、当時15歳の少女が自宅にやって来た親友のイザベル・ラモス・ギマランエスさん(14)の顔をいきなり銃で撃ち、死亡させた。

2人はクイアバの高級住宅街に住んでおり、互いの家をしょっちゅう行き来するほど仲が良かった。その日も「一緒にレモンパイを焼いて食べよう」と約束しており、イザベルさんは何の疑いも抱かず、少女の自宅を訪ねていたという。

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■親友だったふたりに何が…

被告の少女には1年ほど前に1歳年上の彼氏ができ、それ以来、イザベルさんとの間には微妙に距離ができていた。彼氏は大変嫉妬深く、少女がイザベルさんと仲良くする様子を快く思っていなかったという。

犯行現場にその少年はいなかったが、使用した拳銃は彼の物だった。警察には「少し前に不具合が見つかり、私の父が修理することになって預けられていた」と説明している。

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■加害少女は多くを語らず

彼氏ができたあとのイザベルさんとの友人関係、嫉妬、口論などについて、ほとんど語ろうとしない被告の少女。

一方で、嫉妬深い彼氏が「イザベルとこのまま仲良くするなら君と別れる」「イザベルが君の悪口を言っている」といった言葉で、脅しや洗脳を行っていたのではないかという疑いが残ったまま、事件の裁判がこのほど行われた。

少女には、刑務所が開催する社会教育プログラムを最大3年間受講することが命じられたが、これには世間から「刑罰が緩すぎる」と非難の声があがっている。続いて、被告の両親、彼氏およびその父親の裁判も始まる予定だ。


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■友情と恋が両立せず事件に…

恋人ができると、それまで友人と一緒に過ごしていた時間を恋人に費やすのは仕方がないかもしれない。ともに過ごす時間が減らされた友人側で、「なんだか寂しくなった」と感じる人は多いだろう。

時には恋人も含め、みんなで遊べるような関係を築くことが理想的だ。しかし、このたびの少女のように嫉妬深く独占欲の強い彼氏を持つと、殺人事件にまで発展してしまう可能性があることに注意しなくてはいけない。

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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ

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