「やっちまえよ、楽になれるぜ」 自殺サイトで促された10代少年が服毒自殺
落ち込む日が続き、自殺を望むようになった少年。その背を押したのは、自殺サイト会員とのやりとりだった。
気持ちが不安定になっていた少年が、自殺サイトにハマってしまった。そこで「死んでしまえばいいんじゃない?」という言葉をかけられ、その後に亡くなっていたことを、イギリスのメディア『The Sun』が報じた。
■うつ状態だった少年
イタリアで暮らしていたマッテオ・チェッコーニくん(18)は、うつ状態が続き生きることに疑問を感じるようになっていた。ついには真剣に死を望むようになり、インターネットを利用しては自殺に使える物と致死量、確実に死ねる方法などを調べていたようだ。
そんなマッテオくんが見つけたのはいわゆる「自殺サイト」で、そこで出会った他人とのやりとりが、自殺願望に拍車をかけた。
■自殺サイトで促され…
自殺に用いる薬品まで入手したマッテオくんが加入したのは、約1万7,000人もがメンバー登録している自殺サイトだった。
それからというもの、マッテオくんは会員たちとサイト上でやりとりを続け、4月後半には「やっちゃえよ、そうすれば安らぎを見いだせるんだぜ」「ビビるなよ、大丈夫だって」などと自殺を促された。