『深イイ話』女性自衛官の覚悟に視聴者感動 「自分の命をかけても…」
『人生が変わる1分間の深イイ話』では鹿屋航空基地を取材。命をかけて働く隊員の言葉が話題に。
14日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)では「自衛隊で働く女性は本当に幸せなのか?」と題し、海上自衛官として働く女性に密着。ネット上に反響を呼んでいる。
■ママ自衛官の怒涛の一日
今回番組では、海上自衛隊の中でも、上空から日本の海を守る鹿屋航空基地の隊員に密着。女性にスポットを当てて取材を行った。そこで出会った航空管制員の三浦さんという女性は、隊員であると同時に、一児の母でもあるという。
夫も海上自衛隊であり、別のエリアに単身赴任しているため、仕事をしながら育児もこなしているのだそうで、その1日のスケジュールはかなり厳しいものだった。
朝5時に起きて子供の弁当を作って保育園に送り出し、自分は基地へと向かい午後5時まで仕事。その後は家事、育児をこなし、子供と同時に就寝すると午前2時に目を覚まし、そこから3時間勉強という怒涛のスケジュールだ。
■「命をかけても日本を守る」
三浦さん以外にも、番組では基地で活躍する女性自衛官に密着。いずれの隊員も、使命感を持って働く様子が写される。スタッフから「なぜ寝る間を惜しんで頑張る?」と問われたある女性は、「日本の安全を守るため」と回答。
つづけて「何かあった時に、自分の命をかけても日本を守る」と覚悟を口にする。また三浦さんとは別の、子を持つ自衛官は「まだ子供も小さいですけど、家族を置いてでも行かないといけない、という覚悟は常にしています」と語っていた。
■今田耕司も「背筋が伸びる」
そんな女性自衛官たちには、ある共通の願いがあるという。それは「訓練が訓練のままで終わる」こと。有事にそなえ準備や訓練は完璧に行いつつも、同時に平和な日本を願いっているのだ。
今回のVTRに、メインMC・今田耕司は「深い」「背筋が伸びる」とコメント。フットボールアワー・後藤輝基も「ありがとうございます」と深々と頭を下げた。
放送の反響は大きく、ネット上には「彼女たちの言葉や決意を絶対に忘れてはいけない」「自分も頑張らなきゃと思えた」と感動の声が広がっている。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)