蒙古タンメン中本、騒動のタレントと和解 「またお越しいいただけると嬉しい」
人気ラーメン店「蒙古タンメン中本」を巻き込む形となった、タレント・小林礼奈の体験したトラブル。中本代表の白根誠氏に現在の心境を聞いた。
■店舗側では回避策も
そもそもの問題は、小林らに難癖をつけた次のグループ客のような気もしてくる。
白根氏は、「もちろんお客様同士のトラブルが起これば、スタッフがすぐ仲裁に入るようにしています。この店舗ではファミリー席でお待ちいただくことが多いので、食べているご家族のプレッシャーやトラブルにならないよう、待ち席はファミリー席とは一番離れた場所に設置していました」と対策を打っていることを説明。
「おそらく退店の時、すれ違いざまに言われてしまったのだと考えられます。誰も気がついてあげられなかったのが残念です」と付け加えた。
■「またお越しいただけると」
中本の接客に対するスタッフ教育は徹底されており、ラーメン業界でも屈指という声もある。
「当店が、『もうお済みですか』と声をかけることはあっても、食べているうちに退店を促すことは絶対にありません。一方でお客様が快適にお食事を楽しめるよう、我々としてももっともっとしっかりしていかなきゃいけない、とも感じました。お食事中だった小林様が不快に感じる対応をしてしまい、誠に申し訳ないという気持ちでいっぱいです。またよろしければ、ぜひまたお越しいただけると嬉しいです」と白根氏。
小林も今回の騒動を発信してしまったことを複数回ブログで謝罪している。取材後、白根氏は記者に電話をくれ「さきほど小林様とお電話もさせていただき、円満に解決しました。またお店にいきますね、と言ってくださって…」と教えてくれた。人気ラーメン店を巻き込んだ今回のトラブル、状況は収束に向けて進み始めた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)