岩尾望、用意された答弁をする政治家に疑問 「大喜利でも出されたお題に…」
この日の番組では、9日に行なわれた党首討論について特集。岩尾望のコメントに反響があがった。
フットボールアワー・岩尾望が、10日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。答弁において予め用意しておいた回答を読んでいるかのような対応をする政治家に対して疑問を呈し、視聴者からも反響が。
■党首討論で会話が噛み合わず…
この日の番組では、9日に行なわれた党首討論の様子について特集。共産党・志位和夫委員長が「オリンピックを開催することで、新たな感染拡大の波が起こる危険があるということ。新たな感染拡大が起これば、それに伴って重症者が増える。そして亡くなる方も増えるんです」「そうまでしてオリンピックを開催しなければならない理由はいったいなんなんでしょうか?」と追求した。
これに菅義偉首相は「国民の命と健康を守るのが私の責任ですから、守れなければやらないと申し上げている。守れないならやらないのは、当然のことですよ」と明確な理由について語ることはなかった。
■岩尾「用意しておいたフリップで…」
この一連のやり取りをみた番組MC・坂上忍は「会話が噛み合っていなくて、総理の口から具体的な説明もなかった。正直、残念な気持ちでいっぱいです」とこぼす。
その後、コメントを求められた岩尾は、菅首相が答弁の際に用意された回答をしていることに疑問を抱いていた模様。「たぶん、こんな質問が来たらこう答えようっていう紙をいっぱい持ってて、用意してたと思うんですけど、やっぱり聞いたことに答えないと。大喜利でも出されたお題に答えないといけないけど、用意しておいたフリップでイケるのコレって出しても1本取れない」と指摘した。
■視聴者からは反響
岩尾はその後、「そのせいでどうも噛み合わないし、大したことを聞けないんだと思う」と語り、出演者からは共感の声があがった。
今回の放送を受け、ツイッター上では「岩尾のコメントがセンスいい」「確かに、元々用意してた回答を出してもズレるよな」など、岩尾の指摘に対して、反響が寄せられている。
・合わせて読みたい→岩尾望、緊急事態宣言の規制が緩い理由を推測 「最後のカードを切るんじゃ…」
(文/しらべぇ編集部・北田力也)