保護者が生徒になりきり学校に侵入 ずさんな警備を動画で指摘し物議を醸す

ずいぶん簡単に立ち入ることができる学校。それを証明し、警鐘を鳴らした母親がいる。

■真相を告白

「あなた、ジュリーさんじゃないわよね」。先生にそう声をかけられたため、女はメガネとマスクを外して「ええ、ジュリーの母です」「社会実験を行う目的で来ました」などと答えた。

女はその後に起訴されたが、公開された潜入動画は反響を呼び、多くの人が学校のセキュリティについて改めて考えるきっかけとなった。

インターネットには「先生は気を引き締めてほしい」「私の母校も防犯には無頓着だった」といった意見や感想のほか、「親の逮捕で恥をかいたジュリーさんが気の毒」「そんなに心配ならPTAの会に出て話せばいい」という声も多く書き込まれている。


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■女が指摘した学校の問題点

女は動画で「視聴回数を増やそうとしたわけじゃない」「でも潜入は実に簡単だったし、警備がまるでなっていなかった」と説明。そして「銃の乱射事件もあちこちで起きているの」「学校は警備を万全にすべきだわ」などと意見もした。

コロナ禍で、ほとんどの学生がマスクをつけて学校生活を送っている。これに便乗し、顔をマスクで隠した犯罪者が学校に忍び込もうとする可能性もないとは言い切れない。子供たちの安全を守るため、今こそ警備体制を見直す必要があるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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