宮澤エマ、昆虫食に目覚める? 「この美味しさはコオロギのおかげ」
宮澤エマがコオロギを使ったクッキーとチョコクランチにチャレンジ。果たして、そのお味は…?
3日、都内で「C.TRIA(シートリア)クッキー/クランチ 試食会イベント」が開かれ、女優の宮崎エマが登壇。昆虫食についてトークするとともに、コオロギパウダーを使った商品を試食した。
画像をもっと見る
■抵抗はないけれど…
以前にも昆虫を食べたことがあるという宮澤。
「蚕だったり、蜂の子だったり…エビを食べてるのと同じような感覚で食べられて、すごく美味しいし栄養素たっぷり」と意外にも抵抗がなかったそう。
しかし「いわゆる佃煮は正直そのまんま虫の姿で、すべて同じ味になってしまう。虫の栄養素が高いのはわかるけれど、食糧難に向けてこういうのがあるよって…横暴だなって思った」と一昔前の“昆虫食”には疑問を抱いていたと明かす。
■昆虫料理のプロも絶賛
コオロギラーメンや虫を使ったコース料理を提供するレストラン「ANTCICADA」の創業者である篠原祐太氏も「ビジュアルはマイナスになりがち。『コオロギ』だ、と思うと、食べるなんてできなくなる」と話す。
その一方で「イナゴの佃煮のように、虫の食感の良さは特徴でもある。どの特徴を活かすか考えていかないと、中途半端なものになってしまう」とも。
数ある虫の中でも、コオロギは「餌として鰹節をあげるとパンチの強い味になるし、すだちをあげると皮のニュアンスが残るなど、使う用途によって色々変えていける。さらにパウダーから冷凍、エキスまで加工できる。味も使い方も柔軟」だといい、「昆虫界では優等生」と褒め称える。
■実際に食べてみると…
今回新しく販売される商品は、コオロギパウダーを使用したクッキーとチョコクランチ。
宮澤は一口食べて目を丸くし、「すっごく美味しいクッキーです! お酒とかにも合いそう。コオロギは美味しくないって思い込んでるのかもしれませんが…この美味しさはコオロギのおかげかもしれませんね」と感激。
更にクランチも試し、「鼻から抜ける香ばしさが、コオロギらしさなのかもしれないってわかるくらい、普通とは違う。香りの高さみたいなものを感じます」と、コオロギの魅力にハマった様子。
「その姿のまま食べるのに抵抗がある人でも、(クッキーやクランチのような)この形状だったら、なんの抵抗感もなくトライできる。間口を広げるって意味では画期的」と絶賛していた。
C.TRIAクッキー、クランチともに4日よりGRYLLUS公式ECサイトにて発売開始予定。
・合わせて読みたい→虫好きで有名な香川照之、昆虫食に挑戦 「やっちまった」「許せない」
(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)