武井壮、大坂なおみ選手に理解示すも苦言 「試合だけが仕事じゃない」
全仏オープンの1回戦で勝利した後、事前の予告通り記者会見を拒否した大坂なおみ選手。武井壮はどう見たのか?
■折衷案の必要性も口に
そして、武井は「そこも含めて、試合をすることだけがわれわれの仕事ではない。多くのスポンサーが出資をして、自分たちの大会が行われている」と指摘。
さらに「そこに露出をすることによって、サービスを提供する、スポンサーメリットを確保するっていうことで、われわれの高額な収入を得られてるんだっていう認識を、トップ選手のほとんどが示しているので、それを気分の問題でキャンセルするってのは、よろしいことではない」と大坂選手に苦言を呈す。
ただし、「だけども、本当に病的なものだったりと、精神的な疾病を抱えているとかっていうことだとすると、折衷案みたいなものも必要なんじゃないかと思います」と理解も示した。
■記者の質問に批判の声も
大坂選手の会見拒否についてはネット上で激しい議論が繰り広げられているが、「記者の質問が全ての元凶なのではないか」という指摘が散見される。
しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女3,140名を対象に調査を実施した調査で、女性は5~6割が「記者会見での記者の質問を不愉快と感じたことがある」と回答した。
大坂選手が「会見に出たくない」と感じた理由は現在のところ不明だが、そのような感情を持たせてしまったことは間違いない。
選手が嫌悪感を持たないような記者会見の構築など、武井のいうような折衷案が必要になっているのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)