ノブコブ吉村、コロナ禍の深刻な悩みを吐露 「ベテランと若手しか出られない」
コロナ禍で大変な社会問題になっている“雇用”の維持。これはお笑い界でも見られているようで…。
お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、31日放送の特番『櫻井翔✕池上彰 教科書で学べない 今そこにある危機』(日本テレビ系)に出演。コロナ禍による収録環境の変化で、バラエティ出演が減ってしまっていると嘆いた。
■ひな壇削減で出演減?
シリーズ第5弾となる今回のテーマは、AIやドローンの悪用、コロナウイルスといった「危機」。これにかけ、スタジオトークでは櫻井から吉村に「最近、身の回りで起きた危機」が質問される。
吉村は「危機どころじゃないですよ」と前置きすると、「今日もこのひな壇っていうものがありますけど、2段になってるじゃないですか?」とコメント。
そして「圧倒的にコロナの影響でひな壇が減ってるんですよ。だから、ベテランと若手しか出られないバラエティ番組になってる」と、大御所と旬な若手以外は物理的な“椅子”が回って来ないことを嘆いた。
■アンジャッシュ児嶋にも影響が
さらに、吉村は「僕とか、児嶋さんなんてほぼ見ないじゃないですか」と、同じくゲストのアンジャッシュの児嶋一哉も「割りを食っている」と指摘。児嶋は「そんなことない。出てるよ俺も!」とツッコんだが、続けて「確かに減ったよね」と吉村に同調する。
続けて、児嶋は「このご時世でしょうがないけど、アクリル板のせいで聞こえづらいのね」と実際のエピソードも告白。「マジで、『大島さん』って言ったのか『児嶋さん』って言ったのかわからないときがあんの。致命傷なのよ!」と、自身の持ちネタが成立しないときすらあるとやりづらさを嘆いたのだった。
■お笑い界も深刻か
自粛や感染対策に伴う仕事の減少は、日本社会でも深刻な大問題になっているテーマ。飲食業やエンタメ業がその代表だが、お笑い界にも影響は出ているようだ。
未だ先が見えない感染収束。「アフターコロナ」時代は、以前のような雇用環境が維持できない社会になっているかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)