タモリ、歌舞伎の名ゼリフを完璧に披露 「かっこいい!」と称賛が殺到
タモリが江戸時代の歌舞伎の演目『切られ与三』を完璧に口にすると、案内人からは拍手が…。
29日に放送された『ブラタモリ』(NHK)で、タモリ一行が千葉県木更津市を訪問。東京と木更津が切っても切れない関係「マブダチ」である理由に迫った今回、タモリが歌舞伎『切られ与三』の名ゼリフを完璧に口にしたシーンがネット上で話題となっている。
■木更津と深い関係がある曲も…
木更津と東京が江戸時代に「マブダチ」だった理由を解き明かすことになったタモリ一行は、弁天町を歩いている途中でかつて花街があった通りを発見。
花街の跡を散策していると、タモリは「おとみ」という名前の店を見つけ、昭和に大ヒットした春日八郎の楽曲『お富さん』を口ずさんだ。
その後、タモリは「木更津会館」と書かれた建物に遭遇し、驚いた様子で「芸者さん今でもいるんですか?」と質問。対する案内人は「はい、いらっしゃいます」と答えると、タモリが口ずさんだお富さんは、木更津と非常に深い関係があることを教えた。
■案内人も思わず拍手
直後、タモリはお富さんの元となった江戸時代の歌舞伎の演目『与話情浮名横櫛(切られ与三)』の名ゼリフを披露。迫真の演技でセリフを口にするタモリに、案内人とアシスタントの浅野里香アナウンサーは拍手をした。
木更津会館を訪問したタモリ一行は現役の芸者によるお富さんを聴くと、切られ与三の物語を振り返る。なお、この演目は江戸から来た与三郎と、地元の大親分のお気に入りで元芸者のお富が木更津の海岸で恋に落ちるという話だ。
そして、大親分により引き裂かれた2人が3年後に江戸で再会するというシーンを説明中、またもタモリが与三郎のセリフを完璧に口にすると、案内人は「その通りです! 正解です!」と声を弾ませた。
■「さらっと出てくるのすごい」
切られ与三の舞台として描かれるほど、木更津と東京は江戸時代に強く結びついていたことが分かった今回。
タモリが切られ与三の名ゼリフを迫真の演技で口にすると、視聴者からは「タモさん、歌舞伎口調かっこいい!」「さすがタモさん、上手いな」と称賛する声が上がった。
また、セリフを完璧に言ったことも話題となっており「タモさん知識が広い」「歌舞伎の台詞がさらっと出てくるのすごいな」など、タモリの博識さに改めて驚く視聴者が続出している。
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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)