有吉弘行、MC業増えたきっかけは「最高に面白い最低のビデオ」だった
『電波少年』でのブレークが長く続かず、リアクション芸人を目指していた有吉。そこにMC番組を多数抱えるきっかけとなるDVDに出演する。
お笑いタレントの有吉弘行が28日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演。MCの仕事が舞い込むようになったきっかけに、あるDVDの存在があることを明かした。
■『電波少年』でブレークも…
90年代の伝説的バラエティ番組『進め! 電波少年』(日本テレビ系)で、当時、お笑いコンビ・猿岩石のメンバーだった有吉は、ユーラシア大陸横断ヒッチハイクの旅で注目を集めるように。
しかし、ブレークは長く続かず、仕事がまったくないどん底を味わい、そこからリアクション芸人を目指すようになる。
■憧れはダチョウ倶楽部と出川哲朗
お手本としたのは「一番かっこいい」と憧がれ、当時からお世話になっていたダチョウ倶楽部と出川哲朗。全裸で登場したり、海岸でのロケで砂を食べるなど、体を張った企画にチャレンジした。
今では考えられない、ひたすら体を張り続けていた若手時代。出川たちは、将来有吉が、MCにまで上り詰めるとは思ってもいなかったという。そんなときに、MCとして脚光を浴びるきっかけになるDVDに出演する。
■「最高におもしろい最低のビデオ」
それは『リアクションの殿堂』。リアクション芸に命を懸ける出川とダチョウ倶楽部が、テレビでは放送できないような限界ギリギリのパフォーマンスに挑む内容で、有吉は仕切りを担当した。
「本当に最低のビデオ。おむつを付けて、浣腸を打って、漏らさないように競技する。しっかり漏らすんだぜ?」とあきれつつ「最高におもしろい」と評す。
そのDVDは好評で、業界でも話題に。人気者だった2組の仲間ということで、テレビ局から注目されるようになり、MCのオファーが殺到。有吉は「そこからアイドルを仕切ったりするような番組がバンバン増えていった」と回想していた。
■「全人類に見てほしい」「DVD買おうかな」
「MC有吉」誕生の契機となった『リアクションの殿堂』。
視聴経験があるファンも多いようで、ネット上には「夜会でやってた『リアクションの殿堂』は、私が30年以上生きてきた中で1番面白いと思う作品です。中でも浣腸陸上は死ぬかと思うくらい笑った。本当に全人類に見てほしい」「リアクションの殿堂、マジで超下品だけど超おもしろい」と絶賛の声。
「リアクションの殿堂、観たことないからDVD買おうかな」と興味を示すユーザーも見受けられた。
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(文/しらべぇ編集部・RT)