為末大氏、大阪・小5男児死亡事故でマスクの危険性訴え 「体育の時は外してあげて」

元陸上競技選手の為末大氏がツイッターを更新。大阪府高槻市での男子児童死亡事故をうけ、運動中のマスク着用の危険性を強く訴えた。

為末大

元陸上競技選手の為末大氏が27日、自身の公式ツイッターを更新。大阪府高槻市の小学校で、男子児童が体育の持久走後に死亡した事故についてコメントした。


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■体育の授業中での事故

同日の報道によれば大阪府高槻市で今年2月、体育の授業で持久走をしていた小学5年生の男子児童の体調が急変。病院に救急搬送後、死亡していたことが報じられた。

男子児童は当時、マスクを着けて体育の授業を受けていたとみられている。持久走の終了間際に他の児童から「男子児童が倒れている」と担任に伝えられ、様子がおかしいため保健室に搬送。保健室へ搬送された時点では、マスクは男子児童のあごの部分にかかっていたという。

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■「外しても良い」の一方で…

文部科学省のマニュアルでは原則、「体育の授業においては、マスクの着用は必要ありません」とされており、高槻市のガイドラインでも「体育の授業中は生徒同士の間隔を2m以上空ければマスクの着用は必要としない」としていた。

事件の起きた小学校でもマスクの着用について、「体育の時はマスクを外しても良い」と児童に伝えていたが、一方で「新型コロナウイルスの感染などが心配な人は着けても良い」とも指導していたということだ。

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■マスク着用の危険性を強く訴える