『ZIP』代替チーズ特集でまさかの展開 シェフの忖度一切なしの言動が話題に
代替チーズを使ったレシピの考案を、イタリアンのシェフに依頼してみると…? 忖度一切なしの驚きの展開が話題に。
27日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、代替食品について特集。「代替チーズ」を使ったレシピを、プロの料理人に考案してもらう企画の中で、イタリアンシェフの忖度一切なしの言動がネット上で話題になっている。
■動物性原料を使わない「代替チーズ」
現在では「代替肉」の他にも様々な代替食品が登場し、同日の放送では、動物性原料を使わない、97%が植物性成分でできている代替チーズ商品が紹介された。
本物のチーズにどれくらい近づいているのか、愛用者からは「トロッとした感じはチーズと変わらず、胃もたれしにくいので気に入っている」といった声が。
しかし、日本で30年以上チーズ料理を作り続けてきたイタリアンのシェフは、「チーズにちょっと似ている。おいしいけど、チーズの強さはない」と話す。
■料理に一切の妥協は許せず…
その後、番組から「代替チーズをより美味しく食べられるレシピ」を考案してくれないかと依頼されると、シェフは温めた生クリームに代替チーズを投入してみるも「う~ん…熱を加えても風味は足りない」と浮かない表情。
その後、ショートパスタに「コクや香りが足りない分を…」と、香り付けにパルメザンチーズと黒胡椒を加え、納得のいく味に仕上げていた。
■忖度一切ナシのレビューにネットは…
「代替チーズのレシピ」を紹介する場面で、生クリームや仕上げにパルメザンチーズを使用した点については、視聴者から厳しい声も上がっている。
しかし、番組内では現状の代替チーズは「コクや香りの表現は課題」であるとメーカー側も受け止めていることも紹介されていた。
代替食品の気になる“味”の部分を正直に伝えるという意味では、ある意味誠実な報道であり、視聴者からは「シェフが『パルミジャーノ』って容赦なくぶち込むのめちゃくちゃかっこいい」「オチに笑った」といった感想もつぶやかれている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)