霊能力を信じる10代少女をだました男に実刑判決 「霊が君を抱きたがっている」

「死んでしまった憧れの人と心を通わせたい」。そんな少女の思い込みを、ある男が利用した。

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(fizkes/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

“憧れの男性”が死んだと思い込み、悲しんでいた10代の少女。その深い思いを知った男が欲を満たすために少女をだまし利用していたことを、『AsiaOne』など海外のメディアが報じた。


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■恋の終わりと始まり

2014年のこと、当時18歳だったシンガポール在住の女性には年上の恋人がいた。しかし、女性は別の“ある人物”にすっかり夢中に。思い余って恋人にも「友人のスマホに保存されていた写真を見て好きになった」などと話し、「この男性を探してくれない?」などと頼むようになった。

当然関係は徐々に悪化し、ふたりはわずか数ヶ月の交際を経て破局。しかし、完全に連絡が途絶えることはなかったようだ。

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■元恋人に頼った少女

しばらくすると、女性は再び元恋人に連絡。「憧れの男性が亡くなった」と話し、「それでも彼が夢に出てくるの」「生まれ変わったら彼と一緒になりたい」「霊能力を使って彼と接触させて」などと頼み込んだ。

その必死の訴えを聞いた元恋人は「よし、分かった」と快諾し、霊能力があるふりをしてお金を貢がせることを決めた。

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■だましの手口