まさかの医療ミスで両脚切断 心身に傷を負った患者に同情の声が続々
病院で起きた重大なミスのせいで、人生が狂ってしまった男性がいる。
医師団を信用し大手術を受けた男性が、切断する必要のない脚を失ってしまった。この恐ろしい医療ミスについて、『People』など海外のメディアが報じている。
■手術を受けた男性
いくつもの病気を抱え体調を崩していた男性患者(82)が、18日にオーストリアにある病院で左脚の切断手術を受けることになった。
手術の直前には医療スタッフが確認作業を行い、間違いが起こらないよう“切断予定の脚”にしっかりと印をつけたという。しかしこれこそが間違いで、印がつけられたのは切り落とす必要のない右脚のほうだった。
■術後に判明したミス
手術の2日後、傷口の手当をするために医療スタッフが男性のもとへ。そこでガーゼ交換にあたったスタッフが、左脚ではなく問題のなかった右脚が切断されたことにようやく気づいた。
まさかの失敗が発覚した後、病院側はすぐに患者の家族に連絡して経緯を説明。執刀医は重大な失敗をおかしたことにただならぬショックを受けたとみられ、現在は仕事を休んでいるという。