笠井信輔アナ、病室Wi−Fi設置の活動前進に意欲 「頑張ります」
自身の入院経験から、病室への患者用Wi-Fi設置の必要性を訴えている笠井。活動の手応えについて紹介した。
フリーアナウンサー・笠井信輔が25日、自身のAmeba公式ブログを更新。病室へのWi-Fi設置を訴える「#病室WiFi協議会」の活動についてつづった。
■患者用Wi-Fiの必要性を体感
笠井は2019年12月に悪性リンパ腫が判明し、2020年4月まで入院。その際、コロナ禍もあって病室には誰もお見舞いには来られず、入院患者が孤立していることを体感した。
入院中はインターネットコンテンツを利用して孤独感を克服していたが、通信料で毎月1万円ほどの追加料金を負担することになったため、今年4月に「#病室WiFi協議会」の会見を行い、入院患者が利用できる病室へのWi-Fi設置の必要性を訴えていた。
■院長や理事長らの反響に期待
笠井はブログで、病室Wi-Fiについて書かれた新聞記事を取り上げ、「こんなに嬉しいことはありません。国の補助金が出たという話や、入院中にWi-Fiで外とつながることができてとても助かったという事例など、病院における患者用Wi-Fiの必要性を訴えてくださる記事でした」と紹介。
「多くの院長さんや理事長、事務長さんがこの記事を目にしてくださるといいなと思います」と期待を寄せる。
■予算が出ただけでは開設されない
さらに、国の予算で病室に患者用Wi-Fiを開設できることを紹介したインターネット記事についても触れ、「#病室WiFi協議会がどうやってできたかまで細かく取材してくださってとても感謝しています」とした。
前日24日には、音声SNSアプリのClubhouseで、協議会のメンバーと医療関係者、Wi-Fi業者らが参加して、具体的な問題点や課題についても討論したことを振り返り、「予算が出ただけでは病室にWi-Fiが開設されないので、何とか病院の方々に気づいてもらえるように、申請してもらえるように引き続き頑張ります」と結んでいる。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)