東京の大規模接種センター、東西線住民は必ず「竹橋駅」から チートなくらい近かった
大手町の合同庁舎に設置された自衛隊が運営する大規模接種センター。さまざまな地下鉄路線からの行き方を検証してみた。
■近い改札からも徒歩8分
東西線大手町駅から歩く場合、センターに比較的近い中野寄りの改札からでも徒歩8分。千代田線の3倍近い時間がかかる。
さらに、誤って東寄りの遠い改札口から出てしまい、C2b出口からもっとも遠いB10出口から出ると、そこは東京駅八重洲口からさらに離れた呉服橋交差点の近く(鉄鋼ビルディング)。ここからの会場までの所要時間は、じつに17分だった。
もちろんこのエリアにも順路掲示が数多く貼られているものの、わからずこちらに出てしまったら途方に暮れそうだ。
■竹橋駅が超便利
しかし、そんな東西線ユーザーがじつはチートのように逆転便利になってしまうのが、ひとつ隣の竹橋駅で降りること。もっとも西船橋寄りの車両に乗るとさらに近い。
東西線しか走っていないため、大手町よりは格段にコンパクトな竹橋駅。改札を出てすぐに順路案内やスタッフが配されており、その案内に従って「4番出口」を目指す。
そして地上に出て左を向くと、もうそこが大規模接種センターだ。改札口からの所要時間を測ったところ、千代田線大手町駅からと同じくこちらも約3分だった。駅が小さな安心感では、こちらが上かもしれない。
2つの駅、各路線からの所要時間を測ってみて一番実感したことは、「センターに近いほうの改札から出る」「その改札に近い車両に乗る」ことの重要性。
大手町駅は構内が大きいため、改札口を間違えると迷いやすいし、竹橋駅は改札口が車両前後に離れているため、間違えるとほぼ1編成分も無駄に歩くことになってしまう。事前の下調べも有効だ。
■無料シャトルバスはKITTE前から
地下鉄ではなくJRを使いたい人、また迷路のような地下道がどうも苦手だ…という人は、東京駅の駅前から定期運航されている無料シャトルバスを使う手も。
従来ははとバス乗り場となっているKITTE丸の内(JPタワー)正面から、はとバス・都バス車両が会場まで走っている。
東京駅丸の内口を出ると案内板やスタッフが数多く設置されているので、安心だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)