リーグ最下位に沈むDeNAの希望? 山下内野手の勝負強さに期待の声が続出
不調の横浜DeNAベイスターズ。ファンは山下内野手を代打のキーマンとしての活躍を期待。
2021/05/24 17:30
借金17でリーグ最下位の横浜DeNAベイスターズ。チーム打率2割3分7厘(セ・リーグ5位)とふるわない中、持ち前の元気と勝負強さでチームを盛り上げているのは、入団7年目の山下幸輝内野手。
■大声を出しながらスイング
大きな変化をみせたのは昨シーズン。コロナ禍で無観客の静まり返ったスタジアム、バットを振るごとに「うりぁぁぁ」と元気な声が響き渡る。そんな全力プレーにプロ野球ファンだけでなく、中継を担当するアナウンサーや解説者までも驚かせたのだ。
主に勝負所の代打として起用された昨季、打率は2割9厘で打点1、本塁打0。目立った成績ではないが、1軍で自分自身の居場所を見つけるきっかけをつくった。
■代打の切り札として活躍
今シーズンは2軍でスタートしたが、打率3割2分1厘と好調をキープ。4月中旬に1軍合流してからは、主に代打として出場し、打率2割7分3厘(5月24日時点)と結果を残す。
とくに注目したいのが得点圏(2塁または3塁に走者がいること)打率で6割を記録。それだけでなく打点も4つ稼いでおり、代打の切り札として活躍をみせている。
■ファンからも期待の声が…
そんな山下内野手の活躍にファンは、「代打山下は今季のキーマン」「チャンスに強いよね」「切り札になっている」「本当に一番信用できる代打だ」と期待の声が多くあがる。
背番号が「38」から「66」に変更となった今シーズン、代打だけでなくレギュラー争いにも顔を出してほしい。これまでの悔しさをぶつけて大きな飛躍を遂げることはできるのだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)