スクールバス運転手がマスク未着用の女子児童に説教 ビンタをくらわせ解雇処分に
マスク着用を拒み、説得にも応じなかった女児。その反抗的な態度に、運転手がブチ切れた。
新型コロナウイルスの感染が世界中の国々で拡大していることから、多くの人が感染予防に努める日々を過ごしている。そんな中、スクールバスの中でマスクをめぐる騒動が勃発。たまりかねて介入した運転手が児童を叩き解雇されたことを、『New York Post』など海外のメディアが報じた。
■バスの中でトラブル発生
アメリカ・コロラド州フレモント郡で暮らす男性はバスの運転手で、地元の学校に通う児童らの送迎を任されていた。
4月12日にも多くの小学生をスクールバスに乗せて移動していたが、しばらくすると児童らの間でののしり合いが勃発。マスク着用を拒否する女児(10)がいたためで、それに気づき慌てた運転手はバスを停め、女児と話をすることにした。
■介入した運転手もブチ切れ
「だって、マスクをつけると気分が悪くなるんだもん」。そう大声をあげる女児に対し、運転手はマスクの着用がコロナ禍の今なぜ必要なのか、説明しようとした。
だが女児は怒鳴るばかりで話を聞こうともしなかったため、いらだった運転手は女児の頬を一発叩いてしまった。女児はその後にマスクをつけたが、目的地に到着するなり、逃げるようにバスを降りて走り去ったという。