森で熊に襲われ頭皮もズタズタに… 九死に一生を得た男性が恐怖体験を回顧
森で熊と遭遇した男性が、悪夢のような経験をした。死なずにすんだのは、奇跡と言えるほどの重傷だった。
■重傷を負った男性
熊は男性を倒すなり二度噛みつき、男性のアゴの骨などを一瞬で粉砕。頭にも噛みつき頭皮を無残にも裂き、頭蓋骨が露出するほどの重傷を負わせた。このとき、男性が襲われていた時間は約10秒。熊は男を殺しはせず、しばらくすると襲撃を中断してその場から姿を消した。
熊が去ったことを確認した男性は、スマートフォンを使って助けを呼ぶことに成功した。それでも救助隊の到着まで時間がかかったことから、衣類を頭に巻きつけ必死に止血を試みながら激痛に耐えたという。
■ようやく救われ病院へ
男性は救出・搬送され約4時間半におよぶ手術を受けたが、メディアの電話取材に応じることができるまでに回復した。だが片目にも重傷を負っており、医師たちはそちらのダメージについても非常に心配しているという。
この恐ろしい経験を通し、男性は「ひとりで森に入るべきではなかった」と思い知ったという。これだけ悲惨な目にあいながら致命傷を負わずにすんだのは、不幸中の幸いだったと言える。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)