劇団ひとり、田村正和さんとの共演を振り返る 「人前で食事しない」
劇団ひとりが田村正和さんとの思い出を振り返る。「プライベートを明かさないことを徹底していた」と明かす。
22日に放送された『中居正広のニュースな会』にお笑い芸人の劇団ひとりが出演。心不全で亡くなった俳優の田村正和さんのプロ意識について振り返った。
■プライベートを絶対明かさなかった
番組ではは4月3日に田村さんが亡くなったことを取り上げた。
2006年にTBSで放送された『誰よりもママを愛す』で共演していたひとりは「すごいですよねあの方。ずっと田村正和さんだった。ある種、オンオフはないというか、オフを見せない」と話すと中居正広も「プライベートを見せない。徹底していましたね」と共感。
続けて、ひとりは「人前で食事しないというのは本当だった。絶対に食べない」と明かし、「連ドラの稽古日は、僕らはジャージなのに田村さんはロングコートを着てくる。撮影でも田村チェアというのが奥のほうの暗がりにあって、NGも絶対に出さなかった」と田村さんのプロ意識の高さを振り返った。
■時代の変化を感じる中居
田村さんのプライベートを絶対に明かさない主義を思い返した中居は「そういう俳優さん少なくなってきたなぁって思いますね。時代なのかもしれないですし、SNSで情報を放出するほうが多くなりましたよね」と時代の変化を感じている。
ひとりは、「最後の最後まで素は見せずに…それが田村さんの去り方の美学だったんでしょうね」と語り、「かっこいいなぁ」と小声で付け足した。
■「素晴らしい俳優だった」と共感
田村さんの俳優の美学について語ったひとりと中居に「いい意味でファンに近くないすごい俳優だった」「私生活見せなかったって本当にかっこいい」「役者としての意識すばらしかった」と共感の声が続出している。
田村さんのようにプライベートを明かさない俳優というのは今の時代は難しいだろう。彼のような美学を持つ人はもう現れないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)