3歳娘を熱湯風呂で死なせた父親を逮捕 「下痢され腹が立った」の供述にも批判殺到
何の罪もない3歳の娘を虐待し死亡させた父親には、人々から死刑を望む声も寄せられている。
リビアでこのほど、3歳の女の子がカッとなった父親によって全身にやけどを負わされ、死亡した。イギリスの『The Sun』や『Metro』などが報じている。
■やけどと打たれた傷跡
リビア・アルワーハート県のアジュダービヤーで今月9日、全身にやけどを負い病院に運び込まれたラビハ・ハレド・アブデル・ハミドちゃん(3)が死亡した。
体には鞭のようなもので打たれた傷跡も多数あり、日ごろから虐待を受けていたことが見て取れたという。だが自宅に一緒にいた父親は、やけどについて「娘がキッチンで熱湯をこぼし、全身に浴びた」と主張するのみだった。
■熱湯風呂に1時間
その後、厳しい事情聴取を受けた父親は「下痢されて腹が立ち、殺そうと思った」と供述。ラビハちゃんをロープで叩いた後、熱湯をためた風呂に入るよう強要。そこに午後9時まで、1時間ほど閉じ込めた可能性があることがわかった。
ラビハちゃんがぐったりとして動かなくなったところで親類に連絡し、病院へ連れて行くよう依頼。医師には「キッチンでの事故だ」と説明するよう求めたという。
■麻薬中毒との証言も
だが、病院は家庭内の虐待を示す証拠が複数あると警察に報告。言い逃れができなくなったラビハちゃんの両親は、そこでようやく罪を認めた。
親戚によると父親には麻薬中毒の疑いもあり、母親が虐待にどれほど関与しているかは、今後の捜査で判明するとみられている。地元の人々は父親を死刑にし、母親にも厳しい刑をと訴えているという。
■育児疲れで追い詰められた経験は?
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の子供がいる男女685名を対象に調査を実施したところ、「育児の疲れで追い詰められたことがある」と回答したのは全体の22.0%だった。
女性では51.7%の30代をトップに40代、20代が続く。一方、男性は若くして親になった人も多い20代で突出していた。
仕事、育児、家事、そしてさまざまなストレスを抱えていると、人は精神的にまいってしまうのだろう。だが、それを怒りで発散するのはよくない。趣味や夢中になれるものを見つけ、美味しい物を食べるなど、できるだけ笑顔になれるポジティブな時間をつくるよう心掛けたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)
対象:全国20代~60代の子供がいる男女685名 (有効回答数)