「私はがん末期…死が近いと息子に伝えます」 ツイッターで決意語る母親に反響
母の告白を聞き、「知りたくなかった」と泣いた息子。それでも母は「話せて良かった」と安堵した。
6歳の子供に、「ママはもう長くは生きられない」と伝えることを決意した母親。その思いをツイッターに書き込み、多くの人々がさまざまな意見を寄せたことを、アメリカのメディア『Good Morning America』などが伝えている。
■がんの再発
カナダで暮らす女性(43)が卵巣がんを患い、手術・治療を受けた。しかし再発し、すでに完治は望めない状態だった。
治療によって期待できるのは、寿命を少し延ばすことだけ。それを知った女性は夫と話し合い、息子(6)にも真実を伝えておきたいと願うようになった。
■息子に伝える決意
息子はまだ6歳。精神状態への影響を心配した女性は心理学の専門家にも相談し、どのように事実を伝えるべきかなどを十分に考えた。
そして告白すると決意した日、女性はツイッターを更新。「今日、がんで死が迫っていることを息子に伝えます」「勇気が出るよう、今のうちに泣かせてください」「息子を慰めてやれるよう、今のうちにしっかり嘆かせて」と書き込んだ。