山之内すず、小さい頃の夢は保育士さん 「友達のような先生に」
山之内すずは、芸能界に入らなかったら福祉の仕事をしていた? 今もボランティアに参加したいという思いが。
■もともとは保育士になりたかった
「日本一の“福祉人” (社会福祉をチェンジする情熱にあふれる人)」を決める全国大会である「社会福祉HERO’S TOKYO 2020」。
ゲストとして登場した山之内は、もともと「幼稚園から中学校くらいまでは保育士さんが将来の夢。中学・高校くらいからは介護や児童養護施設での仕事」と、興味を持った仕事がだいたい福祉系だったそう。
どんな保育士になりたかったかと問われると「記憶に残っているのが、お母さんっぽくも先生っぽくもあり、友達のように接してくれた先生。友達のような先生、記憶に残る先生になれたらいいなって思いますね」と微笑む。
■発信することで関わりたい
2018年から芸能の道へ進んだ山之内だが、今も福祉に携わりたい気持ちは持っていると話す。
福祉について発信するのも1つの方法だといい、「番組で福祉について関わらせていただいたり、こういう(今回のイベントのような)お仕事など、表に立つからこそ伝えられることがある。今、自分ができることから関わらせていただけたら」と力説。
それでも、やっぱりボランティア等をやりたい思いはあるとか。住んでいる地域×ボランティアで検索はするものの応募に踏み切れないと明かし、「友達と一緒に参加ならやりやすいですが、1人で参加する勇気を持ててない…」とこぼす。
■より「福祉」を知ってもらうには…
“ティーンのカリスマ”であり、SNS総フォロワー数が約110万人いる山之内。同世代の若者に向けて社会福祉の魅力を伝えるアイデアを求められ、「YouTube等SNSの活用」と解答。
「ユーチューバーさんとコラボして、1日体験してみるとか。そういうのがあったら福祉に興味がない子も見ると思います。今、現場の最前線で働いてらっしゃる方の姿を、誰でも見られる場所に残すのが一番なんじゃないかな」と提案する。
さらに「YouTubeだけじゃなくていろんなSNSを活用したり…。インスタはインスタ、TwitterはTwitter、同じSNSでもそれぞれ特性がある。YouTubeの一部を切り取ってTikTokに乗せたら話題になって、YouTubeの再生数が回ることもありますし」と、カリスマならではの意見も飛び出した。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)