アンジャ児嶋の人生を変えた設楽統の言葉 ネットで感動の声広がる
「児嶋だよ!」のギャグでおなじみのアンジャッシュ・児嶋一哉。人生の転機は、バナナマン・設楽統の言葉だった。
■かつては天才を装っていたが…
「児嶋だよ!」のギャグでおなじみの児嶋。今でこそイジられキャラとして活躍しているが、かつては尖りまくっていた時期が。設楽は「昔はもう、ただただ嫌な奴だったから」と振り返り、昔はイジられることを拒否する時期があったと明かす。
上下ジャージ姿、頭にタオルを巻いてダウンタウンの松本人志を意識し、誰とも話さず「天才」を装っていたという。一般人がネタ審査をする番組では、年配男性に向かって「ジジイ」と言い放つこともあったようだが、その後も鳴かず飛ばずで大ブレイクできない日々が続いた。
■児嶋にガチアドバイス
しかし、2008年のバナナマンのラジオ番組で人生の転機が。設楽は真剣なトーンで、「ここだと思うよ俺、マジな話」と児嶋に切り出す。「これからの芸能生活でしょ?」と反応する児嶋に、設楽は「人生だよ!」と返し、「今のテレビって『本質の人間の面白さ』みたいなところがあるじゃん? だけどコントの人って演じている自分を見せて1回名が通ったら、そっからもう1回、その個人のどういう人間かを知らしめなきゃいけないじゃん?」と熱く語る。
さらに、相方の日村勇紀は売れるためにプライドを捨てたことを挙げ、「15年近くで見てて思うのはそこがコジ(児嶋)と明らかに違う」と比較。「ここで気付けば変わると思うよ。このままだとコジ、ダメになる。マジで思ってんだ俺。真剣に思ってるからごめんね、嫌な気分になったら」と児嶋を思う一心でアドバイスした。