スクールバスから11歳男児が飛び出し重傷 「いじめに耐えかねた」と父親が公表
バスの中でつかみかかられ、必死に逃げようとした男児。しかし逃げ場はなく、窓の外へ…。
息子がいじめを受けていると知り、「どうにかしてほしい」と学校側に対処を依頼してあった保護者。それでもいじめはなくならず、とんでもない事故につながってしまった。怒りに震える父親が明かした経緯を、アメリカの『Fox News』などが報じている。
■バスの中でいたぶられ…
アメリカ・ジョージア州で暮らす11歳の男の子が、先日、同じ学校に通う年上の子供たちから壮絶ないじめを受けた。現場になったのはスクールバス内で、まずはひとりの児童が男の子に飛びかかり、後部窓に押し付けたという。
動きを封じられておびえる男の子に別の児童も近づき、助けるどころか靴を脱がせて奪うという嫌がらせを開始した。
■重傷を負った男の子
「逃げたい」と考えた男の子は、バスが停車したタイミングで窓から飛び出し、走行中だった小型貨物自動車の車体に落下。その勢いで今度は通りに放り出され、脳震とうを起こしてしまった。
このとき肘の骨を折る重傷を負ったが、命に別状はなかった。