体調不良の相談を教師が「薬を買えば?」と一蹴 修学旅行先で生徒が死亡する悲劇
思い出に残るはずだった修学旅行。それに参加した女子生徒が、旅先で死亡した。
■引率教師の釈明
同生徒の死因審問が今月10日に行われ、引率していた教師も出席。そこで「亡くなった生徒からは、鼻詰まりと倦怠感といった症状があることは聞いていました」「ただ直接『病院に行きたい』と言われた事実はありません」と話した。
また生徒に対し、鼻詰まりの薬とせき止めドロップを購入するよう勧めていたといい、「生徒が死亡するとは思ってもいませんでした」と付け加えた。
■世間からは批判が噴出
体調悪化を訴える生徒を病院に連れて行かず、最悪な結果を招いてしまった教師たち。
複数の生徒を管理しながらの移動には大変な苦労もあったに違いないが、それでも多くの人々が衝撃を受け、「子供に先立たれ、ご両親はどんなにつらいことか」「未成年を引率していたのだから、すべては先生に責任がある」といったコメントをインターネットに書き込んでいる。
「出発直前まで体調が悪かったのだから、参加は控えるべきだった」という意見も皆無ではない。しかし、生徒が体調不良を訴えた時点ですぐに病院に連れて行っていれば、結果は違っていたかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)