スフレのような見た目の新感覚「ふわふわどら焼き」に注文殺到中 人気の秘訣を直撃
どら焼き界の革命児。それを中心となって支えているのは20代女性。
2021/05/17 18:45
カステラ状の皮にあんを挟む「どら焼き」は明治初期、東京の日本橋大伝馬町で創業した「梅花亭」の3代目店主・森田清兵衛氏が、それまで四角に包んでいた皮を丸に変えて販売したのが始まりとされている。そんな歴史あるどら焼きに今革命が起きている。
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■通販では10分で完売
「なか又」(群馬県前橋市)が、2018年8月市内に本店をオープンすると連日大行列になり、通販では10分で完売するほどの人気となった。この店ではあえて「どら焼き」を名乗っていない。
前橋市の新名物を目指し、同市の市章である丸い「わぬき」をそのまま商品名として使用。前橋市民からは「前橋といえば甘すぎないわぬき」といわれるほどになった。
■ガラス張りキッチンでぷるんぷるん
生地にメレンゲをたっぷり使用することで、製造時には「ぷるんぷるん」を存分に楽しめる。
#きょうの和む #エア前橋
ふわふわの極み pic.twitter.com/3czzYhVany— 和む菓子 なか又【公式】🐙10/26火まで あべのハルカス近鉄本店 (@nakamata_jp) May 14, 2021
前橋本店は商店街にあるため、ガラス張りキッチンから、製造工程を興味深そうにながめている子供たちも大勢いるそうだ。基本的に和菓子店は、製造工程をみせないところが多いが、「あえてみせることによって、待ち時間でも楽しんでいただけるようにしている」と担当者。